引掛シーリングとローゼット、どう違う?照明選びで迷わないために

前回は、照明器具を交換するときに「引掛シーリングを設置したい」と工事店へ具体的に伝える方法を紹介しました。

今回は、照明選びで目にする「引掛シーリング」と「ローゼット」についてです。

「丸型」「角型」「ローゼット」など、似た名前や形がいくつもあり、どれを選べばよいのか迷うことがあります。

どちらも、天井側にある配線器具

引掛シーリングや引掛ローゼットは、対応する照明器具を天井に取り付けるための配線器具です。

ただし、形や仕様は一種類ではありません。照明器具によって、取り付けられる配線器具が決まっている場合があります。

「ローゼットならどの照明でも付く」「引掛シーリングなら何でも大丈夫」とは言い切れません。名前だけで判断せず、照明器具の取扱説明書に記載された対応器具を確認しましょう。

まず照明器具の取扱説明書を確認

新しい照明器具を購入するときは、商品ページや取扱説明書で、取り付け可能な配線器具を確認します。

天井側の配線器具が対応していない場合や、破損・ぐらつきがある場合は、そのまま取り付けないでください。工事店や販売店に相談しましょう。

天井の配線器具を交換したり、新しく取り付けたりする工事には、資格が必要です。自分で取り外したり、配線に触れたりせず、電気工事店へ依頼してください。

工事店へは、器具の名前と希望を伝える

工事店へ相談するときは、たとえば次のように伝えると、希望が具体的になります。

「照明器具を交換したいです。次回から自分でも交換しやすいように、引掛シーリングを設置できますか?」

「この照明器具を取り付けたいのですが、天井の配線器具が対応しているか確認してもらえますか?」

可能であれば、今の照明器具や天井の配線器具の写真、照明器具の型番も用意すると、相談が進めやすくなります。写真を撮るために、無理に照明器具を外す必要はありません。

名前だけで決めず、組み合わせを確認

引掛シーリングとローゼットの違いを覚えることだけが目的ではありません。

大切なのは、天井に付いている配線器具と、取り付けたい照明器具の組み合わせが適合しているかを確かめることです。

「引掛シーリングにしたい」と工事店へ希望を伝えたうえで、設置できるか、どの照明器具が取り付けられるかを確認する。そうすれば、名前だけで判断して買い直すような行き違いを減らせます。

参考資料

・パナソニック「照明器具の取り付けに電気工事士の資格は必要ですか」
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/p/17568/a_id/84542

・パナソニック「HH-LC640A、HH-LC540A 取扱説明書」
https://dl-ctlg.panasonic.com/jp/manual/hh/hh-lc640a_540a_01.pdf

・経済産業省「蛍光灯からLED照明への切り替えはお済みですか?」
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/led_shomei/

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